先週末、東京に二日間出張。仕事を終えた後は、写真、写真と、カメラ魂がふつふつと湧きたぎります。
前日の荷物パッキングの時には、着替えがどうのよりも、持って行くカメラを中心にバッグを選ぼうとするほど、気持ちは東京での撮影に。
東京では撮りたいところがたくさんあります。
22年前に家族みんなで日本人学校の赴任地から帰国した時、1日のハトバスで東京巡りをしました。
その時に行った浅草の浅草寺にまたぜひいきたいと思いました。
スカイツリーも是非見て見たいし(見るだけでいい・・・まさか天望フロアに行けるとはおもっていない)
皇居にも是非!
上野の国立博物館にも行きたい。
金曜の午後15時ごろから最終日の土曜午前中は時間が取れるのでいろんなところ行って写真撮りたいなぁと楽しみにしていました。
そこで、どのカメラを持って行くか、です。
携帯性の良さでNex-5Rを選ぶ
私は,現在,3つのカメラを使っています。
フルサイズ一眼 NikonのD750
マイクロフォーサーズのミラーレス一眼 PanasonicのLumix G7
APS-Cのミラーレス一眼 SonyのNex-5R
まずは、フルサイズのD750です。さすがに大きすぎて重すぎて最初から却下。撮影に徹した旅行ならばありですが、今回は仕事の合間を縫っての撮影です。仕事用のファイルを持ち歩きながら、カバンからさっと出して撮る、というスタイルになるので、フルサイズはこの一点で無理。今回は諦めました。
残るG7とNex-5R。
G7はNexよりも大きいですが、軽いし、4k撮影での静止画切り取りができるのでシャッターチャンスを逃さないしで、最初から持っていく候補ナンバーワンでした。
Nex-5Rの小ささ、軽さにも惹かれましたが、やはり20数年振りに行く東京ですから、現在もっとも使う頻度の多いG7で,4kも入れながら貪欲に撮ろうということを今回の方針として進めてきました。
ところが!
パッキングの最終段階になり、わたしは急遽Nex-5Rに、切り替えました。
仕事で持ち歩くバッグとの兼ね合いで、やはりG7ではとっさの出し入れがしにくく,結局Nex-5Rになったのです。
こうして,今回の旅の旅カメラに,私はNex-5Rをもっていくことにしました。
携帯性だけではないNex-5Rのポテンシャル
しかし,消去法で決まったとはいえ,Nex-5Rには強力なポテンシャルがあります。
大きく明るいAPS-Cセンサー
それは,G7のマイクロフォーサーズセンサーに対して,Nex-5Rは小さいといえどもAPS-Cセンサー。D750のフルサイズには及ぶべくもありませんが,APS-Cはフルサイズの次の大きさをほこります。
下の図,一番大きいフルサイズの2番目,緑色の大きさです。
マイクロフォーサーズは水色です。
広いセンサーのもたらす,明るさと,背景ボケの美しさはすばらしいものです。
180度チルト式の液晶
液晶を「めくると」完全に180度回転します。
つまり,モニターを見ながら自分撮りができるということです。
G7もバリアングル液晶ですから自分撮りができますが,あの大きさで横に液晶を広げるとちょっと安定感がなくなるので,歩きながら自分撮りをする気にはなれません。
もともと自分撮りなどあまりしないのですが,Nex-5Rだからする気になったというところでしょうか。
動画は,フルHDで,4Kではありませんが,とても美しく撮れ,G7を買ってからも,しばらくは動画はNex-5Rを使っていたほどです。
Nex-5Rで撮影した写真たち
さすがにAPS-Cセンサーの力でしょうか。
暗いところの色のレンジがやはり豊かです。
また,明るいところも白跳びせず,しっかりと色の階調を保ってくれています。
携帯性がよく,これだけの写真が撮れるなら,旅カメラはNex-5Rに決まりだなあと,改めて感じました。
現在は後継機 α5100
Nex-5Rは2012年発売で,すでに5年がたっていますが,Wi-Fiによるスマホへの転送もできますし,1600万画素という十分な解像度で,APS-Cセンサーで,中古で30000円ほどで手に入ります。
それでも新機種という方には,後継機 α5100という選択肢があります。
- AFが早く,合わせやすくなっていたり
- 画像処理エンジンがひとつグレードが上がっていたり,
- 動画では,XAVC対応で50mbps
- 内臓フラッシュがあったり,
- 連続撮影の時間が長くなったり
など,2世代上の機種としてのさまざまなよさがあります。
こちらで,よくまとめられています。
「画質はα5100だが、操作のしやすさは圧倒的にNEX-5R」という比較記事がありましたので参考までにどうぞ