ジンバル好きのわたしは,とうとうフルサイズミラーレス一眼α7Ⅲ用に,ジンバルを買いました。
今回購入したのは,Ronin-SCです。
Ronin-SCとは
Ronin-SCとは,ミラーレス用の手ブレ防止機材のことです。
Ronin-SCは,ドローンの世界シェアをほぼ独占していると言っていいほど良質で有名なメーカーDJIが,そのドローンに搭載するカメラのジンバル開発で得た技術をいかして一眼用のジンバルとして世に送り出しました。
カメラにこれを取り付けてスイッチを入れると,カメラの首を上げ下げする方向(ピッチ),首を扇形にふる報告(ロール)方向の動きを,モーターの逆回転により相殺してなかったことにします。
その結果,手はぐるぐる動いていても,映る画像はまったく静止しているかのように見えるのです。
カメラを手持ちして歩いて前に進んでいるところを撮ったり,横の景色を撮りながら体をスライドさせて撮ったりすることはVlogを撮るものとしてはよくあるとり方です。
しかし,手で持っているとほぼぶるぶると画面がゆれます。
しかし,ジンバルにカメラを取り付けて撮ると,実にスムーズに画面がスライドしてみえるのです。
OsmoMobile
DJIは,ジンバルというものの存在を一般ユーザーにも一躍広めることになった スマホ用のジンバル OsmoMobileの開発元でもあります。
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3年前に初めてこの動画を見た時,ロッド部分にぎった手をいくらふってもスマホは前を向いたままということにびっくり。
一気にジンバルファンになったのです。
OsmoPocket
DJIは野心的な機能を次々と追い求めており,昨年は,ポケットに入る小型ジンバルつきビデオカメラ OsmoPocketを開発しています。
OsmoPocketは,これまでなかった,「ポケットサイズ+ビデオカメラ+ジンバル」の三つが揃った画期的な製品です。
4k動画が撮れるジンバルを,ポケットに入れて持ち運べるのですから。
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スマホ用,ポケットサイズの一体型ときて,今回いよいよミラーレス用のジンバルを購入しました。
Ronin-SC開封と外観
取っ手のついたケースに入って届けられました。
開けてみると,メカメカしていて男心をそそります。
本体を組み立ててみると,このくらいのサイズ感です。
三脚が付属しているので,操作が楽。
おまけに,三つの軸を動かす3本のアーム,それぞれロックできるので,電源オフの状態で勝手にぐるぐると回りだすことがなく,とても便利です。
以下に,開封記事を書いていますので,ご参照ください。
α7Ⅲをつけて,歩いて撮ってみる
α7Ⅲをとりつけてスイッチを入れ,普通に歩いて撮ります。
ピッチの動きを水平に固定。ロッドを下に向けぶら下げるようにして撮ります。
ロッドを前に水平に突き出して撮ります。カメラのレンズの向きとロッドとがまっすぐになります。
三軸を固定スイッチで動かないように固定。カメラをぶらぶらさせずにぶらさげたまま歩くことができる。電源を切った状態でアームを保持しなくても動かないのは画期的なこと。
Ronin-SCで撮影している様子と,撮影した画像をYoutubeに投稿しています。どうぞ御覧ください。
テスト場所でα7Ⅲで撮った静止画の写真
動画をとりながら,ときどきスチール写真も撮りました。
ジンバルの電源を切り,ロッドを脇にはさみ,ジンバルをつけたままカメラを保持してシャッターを切りました。
Ronin-SCには,カメラをとりはずしても,また取り付ける際サイドのバラン津町歳が要らなくなるストッパーがプレートに付いているので,脱着がさほど苦ではないのですが,それでもつけたり外したりするのは面倒なので,そのまま撮影しました。
Ronin-SCは,これまでずっと買うことを我慢してきたミラーレス用のジンバルです。Roninが出る前は,ジーウンのクレーンがほしかったのです。
しかし,Ronin-SCは,これまでいくつも買ってきたDJI製品です。さまざまなおもしろい機能も搭載しています。
今後,それらの機能などについてレビューしていきたいと思います。
また,組み立てる時,3つほどはまり込んだ難関ポイントがありました。
その解決のしかたについても記事を書いていきます。
どうぞご注目くださいね。
自分もRonin-SC買いたいけど,使い買ってはどうなの?と思われる方は,コメント欄に質問お願いします。