どうせ買うのに、形だけでも検討しようとして始めた検討記事。
今回は、購入ポイントについてです。

発売されてからすでに一年経っているフルサイズミラーレス機 α7Ⅲですが、一月後にはα7Ⅳが発売されることになっています。
もうすぐ型落ち機となるα7Ⅲですが、今さら購入すべきポイントを三つ述べたいと思います。
ざっくり購入理由はこちら。
検討の前提として
🍏フルサイズ機、もうもってるのになぜ?
🍏動画撮影最強(昼間)のGH5 もってるのになぜ?
この二つが入ります。
この二つなら当てはまらない人には役に立たない記事になるのかというとそうではありません。
すでにもっている人が欲しいのはそれなりの良さがあるわけです。その良さを確認する意味がある記事だと言えます。
それではどうぞ。
一台で,静止画も動画も
私はYouTubeもやっているので、動画を撮るといえことをこよなく愛してきます。
「世の中みんなYouTuber」運動を勝手に展開しており、みんなスマホで何気なく撮った動画を、スマホ内の動画作成アプリでぱっぱと編集してそのままYouTubeにあげちゃおう!と「お手軽動画」をオススメしています。
みんなでYouTuberになるための、気軽なVlogの造り方
それは、多くの人がネット上に「その人にとっての当たり前」がコンテンツとして、蓄積されることに価値があると思っているからです。
その動画は、
やたらと美しいものである必要はないし、
すごい効果がつけられているも必要はないし、
面白おかしく演技をする必要もありません。
要は、作りこむ必要は全くない動画をつくろうよ,と呼び掛けているのです。
そんな私ですが、撮れるものなら美しく撮りたいなと思っています。
映像作品としての動画も世の中にたくさんあり、そんな美しいものの蓄積も、僕はやりたいのです。
動画を美しく撮りたい。
カメラを買うとき,それは僕にとって外せない条件です。
そのために、YouTuberがたくさん活用しているパナソニックのGH5 を購入しました。
それは素晴らしい動画が撮れます。
動画はこれで決まり!と思っています。
GH5 は、静止画にも定評があります。
ですから、GH5 だけ持って外に出れば、動画も静止画も賄えると期待していました。
しかし、不満な点もあります。
🍏暗いところでの静止画が苦手。夜景がうまく撮れない。
🍏静止画の美しさはフルサイズ機のD750にかなわない。
🍏動画の性能は素晴らしいが、少し暗くなると鮮明さが失われてくる。
以上のようなことから、私は、運動会などのイベントや、プレゼン用に使う動画、静止画の撮影などには、GH5 とD750をどちらも持ち歩いていました。
α7Ⅲのフルサイズ機としての静止画性能と、動画性能によりこれが解決されると考えました。
つまり、α7Ⅲを買えば、一台で静止画、動画どちらも満足のできる撮影が行えると思うのです。
静止画撮影における α7Ⅲ の購入ポイント
それでは、α7Ⅲの静止画の購入ポイントを述べます。
🍏2420万画素の6k画質
フルサイズのD750は2432万画素
ということで,フルサイズ機としては標準的な画質。
D750 の買い替えとしても問題ないと思われます。
ちなみに,マクロフォーサーズのGH5は2033万画素。立派なものですね。
🍏高精細、爆速のAF
なんと、693点の像面位相差検出ポイントのAFを備えているため、画面の中で動き回る子供や動物にフォーカスしやすい。
それも、ものすごスピードで。1枚とるのに3回もAF,AEを合わせなおして,AF,AE追随で1秒間に20コマ取る化け物最上位機,α9とほぼ同じ速さだと聞いています。

このAFのエリアが,実は最上位機,化け物α9よりも広いんですね。
そこで,次のような記事がありました。
やはりAFエリアがα9同等以上なので、初動のAFの食いつきはα9と同等。
α7III(ILCE-7M3)実機レビュー!ベーシック機とは思えない実写から見るAF性能の凄さ!(実写作例多数)
後は追随性能なんですが、α7RIIIとほぼ互角という風に聞いてきました。
ふぇ~それってマジ凄いじゃないですかぁ!
つまり,相当すごいんです。
🍏瞳AFで,動き回る子供や動物に高速でフォーカス
高速で瞳にフォーカスを合わせてくれます。
犬などの動物にも適応。
忙しく動き回る子供でも、瞳を食らいついて離さない高速AFとなっています。
横向きになって瞳が見えにくくなってもフォーカスを保持しただけロストしないところごすごいです。
また、ロストしてからの再フォーカスの速さもすごい。
上の項目で引用したこの記事には,瞳AFのものすごさを見せつけてくれる画像が多数あります。
α7III(ILCE-7M3)実機レビュー!ベーシック機とは思えない実写から見るAF性能の凄さ!(実写作例多数)
これみると,もう,必要でしょ,ってなりますね。
🍏拡張ISO204800のトンデモ高感度
高感度でもノイズが少ない。その性能はは次の記事で的確に表されています。
に高感度耐性を測定するDXO markという比較サイトでは、ソニーα7IIIが1位です!!これはαシリーズの比較だけでなく、全メーカーのカメラの中で1位になっています。
https://rentry.jp/note/sony-a73-review/


🍏毎秒10枚の高速連写
高速連写はどの機種でもありますが、ここでのポイントは、爆速高精細のAFと露出AEを効かせて、ということですね。
また、連続177枚まで撮れますので、17秒間はシャッター押し続けられるということ。

ちなみに、GH5 では、AF滞在で秒間9コマとなっています。1枚少ないですね。
しかし、AF追随なしでは12コマ撮れます。
こうしてみると、AF AE追随で6k画像が10枚撮れるα7Ⅲの高速連写のすごさがわかりますね。
ちなみに、GH5 では、4kフォトにより1秒間60コマというとんでもない高速連写ができます。
こちらは800万画素での切り出しとなります。(記録用としては、800万画素は凄すぎるのですが)
なお、6kフォトも撮れます。その場合1800万画素の静止画切り出しができるフォトが秒間30枚となります。


動画撮影における α7Ⅲ の購入ポイント
α7Ⅲの動画における購入ポイントは以下の通り。
🍏6k画質での4k動画が撮れる
4k30pでの動画が撮れます。GH5 では4k60pでの動画撮影が可能ですが、容量がばかでかくなり、後から持て余すので30pで撮ってますから同じです。
動画のフレームレートのきめ細かさという点からはGH5 に譲りますが、動画撮影機としてのベーシックな才能は兼ね備えているといえます。
🍏フルハイビジョン(FHD)では、120pのスローモーションが撮れる
フルサイズ機で,120pという夢のようなフレームレートで撮れます。
4kでは撮れませんが,6k画質で撮れるので,そこは我慢のしどころ。
🍏低照度に強い
センサーはフルサイズの裏面照射型Exmor R cmosセンサー。
これは、動画においても有効に働きます。つまり、夜景などの撮影に強いのです。GH5 では難しい暗さでも、問題なく撮ることができます。

🍏ボケのある動画が撮れる
GH5 でも、花などを撮る時に望遠にして絞りを開放すればかなり綺麗なボケを作ることができます。
しかし、フルサイズでは、普通に撮るだけで美しいボケを撮ることができます。
まとめ
以上,形だけの購入検討記事でした。


早くフルサイズ機で動画を撮ってみたいです。