また物欲が湧いてきました。
私はSonyのフルサイズミラーレス機、α7IIIが欲しくなったのです。昨日。
こちら
しかし、人様並みに一応購入検討の段階は踏んでおきたいものだと思いました。そこで、カッコだけでも検討し、メモを残しておきたいと思います。
さらに詳しいメモはこちら。
α7IIIって、どんなカメラ?
フルサイズのカメラです
フルサイズとはなにか。
フルサイズとは、センサーのサイズのことで、「やたら、ばかでかいセンサー」だ、という意味です。
この記事に詳しく書いています。
下の図を見てください。センサーの大きさ比較の図です。
高級コンデジと言われるRX100シリーズでも紫の色で表されている大きさの1型センサー。
僕が動画の主力で使っていパナソニックのGH5 のセンサーも「マイクロフォーサーズ」といって、水色の大きさです。
また、10万前後で買える一眼レフ機は、緑色のAPS-C。かなーり、いい写真が撮れます。
それから比べると一番大きな黄色で表されているフルサイズセンサーの大きさがわかるでしょう。
これで撮ると、べらぼうな写真が撮れるのです。
センサーが大きいので暗いところでも大丈夫。
被写体深度が低いので、背景ボケがものすごい。
フルサイズでは、すごい写真が撮れると思ってください。
後日,ギャラリーを追加します。
ミラーレスです
α7IIIは、ミラーレスカメラです。
ミラーレスとは、ミラーがないということ。
一眼レフカメラは、レンズから入ってきた光をミラーで反射させてファインダーで見て撮影します。シャッターを押す瞬間、センサーを隠す形で収まっているミラーが跳ね上がり、画像をセンサーに焼き付けるわけですね。
その跳ね上がっている時間が長ければ光がたくさん入ります。暗いときに「カシャン!」ではなく、「カ・・・シャーン」と間延びしたシャッター音が聞こえる時、それはミラーが長く跳ね上がっている時。
暗いので光をたくさん取り入れようとしているわけですね。
ですから、手持ちではブレてしまいます。
はい。
ミラーレスは、そのミラーがないカメラです。
はミラーを収め、跳ね上がる空間が必要ありませんから、本体を薄く小さく、そして軽くすることができます。
僕が動画の主力で使っているGH5 は、ミラーレスカメラです。
静止画も動画も
これまでは、フルサイズ機は静止画専門で、動画機能はついてはいるけど、4kで撮れなかったり、モタモタしたりする印象があったりするなど、「まあ、動画も撮れるよ」というおまけ程度の扱いでした。
また、動画で定評のある機種は、マイクロフォーサーズ以下のセンサーを持ったミラーレス機でした。
つまり、フルサイズと動画とは用途が別で、カメラも用途に合わせてどちらかを買う、というのが一般的な考え方だったんですね。
ところが、それを打ち破り、フルサイズで4k動画が撮れるという機種が出た。
それがα7Ⅲだったんですね。
2018年の初め頃の発売で、すでに1年半ほど前のことです。
世の中、それは大騒ぎでした。
静止画も動画もどちらも撮れるカメラとして颯爽と登場したのです。
どちらも持ってるじゃないの。必要なの?
フルサイズという点では,私はニコンのD750を持っています。
ずっしり,「カシャン」が大好きで3年前に買いました。
フルサイズのすごさを味わった,私のカメラ史上に大きな足跡を残したカメラです。
ということで,フルサイズ機,持ってますね。
ミラーレスという点では,二つ持ってます。
パナソニックのGH5と,SonyのNex-5Rですね。
GH5 は、マイクロフォーサーズ センサー。
動画には定評があります。優れた動画が撮れます。
でも、マイクロフォーサーズですので、センサーが少し小さいため、暗いところでの撮影は静止画も動画も苦手です。
Nex-5Rは、APS-C センサー。
これは、センサーがフルサイズに次ぐ大きさとあって、撮れる写真は美しい。暗さにも強く、背景ボケも自然に出てきます。
でも、動画はフルハイビジョン(FHD)でしか撮れず、現在のトレンド、4kでは撮れないのです。
というわけで、現在動画を撮るにはGH5 一択。
でも静止画メインの時にはD750か、Nex-5R笑持っていく、という使い分けをしています。
要は、撮影をしにどこかに行こうと思う時、僕はおもーいD750と、GH5 を二つ待っていくのです。
はい。ふたつ持っています。確かに。
でも、これが一つになっていたらいいな、と思いませんか?
フルサイズで静止画も動画も撮れて、おまけに軽い。それ一つ持っていけばいい万能のカメラ。
ああ、書いていて、頭の中ではもう実機を触りまくってます。
それがこのα7Ⅲなのです。
また、フルサイズでの動画とはどのようなものかも経験してみたいです。
背景ボケで写したいところを際立たせる静止画を動画として撮れるわけです。
僕にとっては未知の経験となります。
お高いんでしょ?
2018年の初めごろに出た時は、本体だけで25万くらい。
レンズも買うと30万超えるという価格でした。
D750もそのくらいの価格でしたから、フルアマ対応のフルサイズ機の標準的な価格といってもいいでしょう。
しかし、それで動画もしっかり撮れるというので割安感はかなりあったわけです。
そののち、CanonもNIKONもフルサイズミラーレスを投入してきたため、価格がこなれてきており、現在は本体価格20万をきるところまで下がっています。レンズキットでも20万少しといったところです。
でも決して安くはないですね。
ですから,僕はこれをGH5 とD750を下取りに出して買おうと思いました。
動画用のGH5 と、静止画用のフルサイズD750。
そのどちらもα7Ⅲ一台でまかなえるのですから、もういらないと思ったのです。
ざっくり試算してもらったら、結構なお値段で引き取ってもらえるようで、手出しのお金は数万で済んでしまう程度。
しかし!
GH5 は残すのがいい!
と店員さんに強力にすすめられました。
動画というは性能に限って言えば、GH5 の方がいいので、持っているのならば手放さない方がいいというのです。
・・・・・・・
そんなら、結局2台持ちになるじゃん。
でも、D750がでてからすでに5年近くたつため、フルサイズの静止画としての機能は断然α7Ⅲの方が上で,しかも軽くて持ち歩けるので、D750を下取りに出して買うのはあり、とのことでした。
α7ⅢとGH5 はどちらも持っていて、普段はα7Ⅲで静止画も動画もこなし、動画に不満が出るようならGH5 を使えばいいとのアドバイス。
その場合、手出しは10万程度になります。
10万か。
今年すでにOsmoPocketで散財してるから、もう今年は散財納めだと思ってましたけどね。
買うと何が良くなるの?
当然のように、静止画が良くなります。具体的には、暗めのところでの撮影が楽しくなります。
僕は夜景が好きなのですが、GH5 では撮れなかったんです。
でも、重ーいD750を担いで夜景を撮りにいく気にはならなかったです。
今後は、夜景を軽い装備で撮れるようになります。
動画の品質は、フルサイズだから上がるんじゃないかなと思ってます。
店員さんが、動画性能ではGH5 に軍配を上げてましたが、それはつぎの2点からでした。
🍏α7Ⅲは、動画連続撮影30分までという壁がある。
🍏フルサイズなので背景ボケはすごいんだけど、逆にそれがうるさく感じるほど。マイクロフォーサーズくらいのセンサーのボケ具合でちょうどいい。
なるほど、頷けますね。
でも、そうは言ってもフルサイズです。フルサイズの、少々の暗さなどものともしないよ、というあの余裕の威力はすごいです。
動画を撮るのが楽しみです(って、もう買う気満々じゃないの!)
まとめ
買います。