A7Ⅲを買ってから2週間ほどたちました。
さまざまな場所に持ち出して撮ってきましたが,多いのは街撮りです。
街の面白いものを撮るのが面白いんです。
今回は,あちこちで撮ったうまそうなものをもとに、見えてきた自分の課題について述べたいと思います。
フルサイズならではのきめ細かな解像感のある写真が撮れる
α7Ⅲはフルサイズのカメラです。
撮像素子(センサー)が大きいため、余裕のあるきめ細かな写真が撮れます。
「ここ!」というポイントにピントを合わせて他をぼかすという写真がうまく撮れます。
ボケ過ぎをどうしたらいいのか
ボケが自然に簡単にできるのがすごく心地よいフルサイズカメラですが,反面,ボケができすぎてしまい,「そこまでぼけてしまうの!」と思うような写真もいくつも撮れてしまいました。
次の写真は,中央右部分にあるお肉に焦点がピタッとあたり,他の部分がぼけてしまっています。
次の写真は,上部の「砂ズリ」の手前側先端部分のみにフォーカスしており,他のおいしそうな串が全部ぼけてしまっています。
これらの解決には,「しぼる」ということが挙げられます。
この一連の写真は オートでまかせて撮りましたので,F3.5くらいで撮っていました。
これをぐっとしぼってF12くらいにしぼっていくと焦点が合う部分が広がります。
しかし,「絞る」ということは,入ってくる光の量を少なくする,ということでもあります。
そうしたら,画像は暗くなってしまうので,カメラはシャッタースピードを落としてセンサーに光をあてる時間を長くしようとします。
すると「手ブレ」が起きてしまうんですね。
となると,解決法は,
絞るけど,シャッタースピードはある程度以上は落とさない
ということになります。
ISO(感度)を上げればそれが可能になります。
普通,ISOを上げると,画像は明るく撮れますが,その分ノイズが入ってきます。
しかし,フルサイズのカメラの場合,かなりISOをあげてもノイズが入りにくいので,上のような絞りも,シャッタースピードもといったことがしやすいんですね。
すると,ここでも課題が出てきます。
それは,どっちもコントロールしたいなら,「マニュアルで撮ってね」ということです。
カメラのAIはしぼりとスピードを対でコントロールしますから,どちらかを動かすとどちらかを調節しようとします。
どちらも調節したいならマニュアルで,ということなんですね。
マニュアルで撮ると,大事な場面で失敗することがあるので,練習しないといけません。
それが課題ですね。
色が黄色みをおびてしまう
次の写真を見てみると,かなり黄色味を帯びていますね。
これは,ホワイトバランスがオートになっているときにおこりがちです。
ホワイトバランスとは,太陽光や曇天,蛍光灯や電球などのさまざまな環境光の中で,白が白らしく見えるように全体の色のバランスをとることです。
普段は,オートにされていることが多いと思います。
ホワイトバランスは,調節できるようになっていて,室内とか,曇天とか,晴天などのモードがあることが多いです。
室内で撮るときには,「室内」とか「蛍光灯」「電球」などのモードにしてあげると,自然な色の写真が撮れます。
僕の場合,このホワイトバランスがちょっと苦手・・・
この光が蛍光灯なのか,白色電球なのかということがよくわからないことが多いんですね。
それでオートに任せてしまいます。
食べ物を撮るときには室内でのことが多いのですから,ホワイトバランスをうまくつかえるようになることが課題ですね。
現在の撮影上の課題まとめ
ということで,二つの課題がわかってきました。
マニュアルの練習
下の二つの写真を比べてみると,下の方が全体にフォーカスがあっている気がします。
おそらく上の写真を撮った後,フォーカスが真ん中にあたりすぎているので,絞ってフォーカスを広げたんじゃないかと思います。
このようなことを意図的に試してビフォーアフターで 検証してみて, 上手になっていきたいです。
ホワイトバランスの練習
現在いろいろ試していますが,なかなかうまくいきません。
画像は綺麗に撮れていますが,室内の光をうまくホワイトバランスで調節することができていないです。
A7Ⅲには,ホワイトバランスを「色温度」という数値で変える機能があることを知り合いのYoutuberさんに教えてもらいましたので,これも検証しながら上達していきたいと思います。